Music

親の飯より音楽を

Reason

”音楽がないと生きていけない”みたいな大きいことは言わないけど、俺の生活の大半は音楽でできてる。あとパスタ。

パスタ屋で働いてるけど飲食店ってストレス溜まるんですよね。飲食で働いたことある人にはわかるはず。横柄なお客さんだったり、食べ方汚いお客さんだったり、それでもまあいいお客さんもいるし、仲良い常連さんだったりも居て楽しくやらせてもらってます。

このサイトは兄と運営して行くんですけど、これがまた兄とは趣味やらなんやらが合うんです。面白いくらいに、音楽もそうだし、漫画とかもそう。だいぶ歳が離れてて、兄貴の影響をモロに受けてる俺が近づいてったていう方が正しいけど、それでもまあ趣味が合う。そんなことで、やりたいことも近くて、自分の好きなものを知らない人に共有したいっていう気持ちが強くてこんなサイト始めます。

俺が爆誕して半年ほどでBUMP OF CHICKENがメジャーデビュー。兄貴と兄貴の幼なじみはこぞってバンプを聴いていたらしく、俺がおっぱい吸ってた時期にはもう家でバンプがながれてた状態。これはいい環境。みんなも子供が生まれたらflameveinを流そう。

その子供はやがてこんな人間に仕上がります。

それから数年バンプを聴き続けていた俺は完全にロックばかり聴く毎日。親の飯より音楽を食ってたし、暇な時は音楽聴いてた。みんなの周りにもいたんじゃないでしょうか。何をしててもずっとイヤホンして音漏れがうぜえやつ。それ俺だわ。そういう人間がこれから書き始めます。

音楽は聴け

音楽を聴くときみんなが何で聴いてるかわかんないし、どんな音楽を聴いているのかも知らないけど、聴くときにはぜひ爆音で聴いて欲しい。

アイドルやらLDHやらなんやらは置いといて。彼等は音楽という部類より動物園かなんかの部類だと思ってます。コンサートに行った時の感想と動物園に行った時の感想ってだいたい同じでしょ。「可愛かった~」

ギャーギャーギャーギャーやかましいんだよ。発情期ですか?コノヤロー

さて、あなたは音楽を聴いてるんですか、顔面を見てるんですか、友人関係での空気を読んでるんですか?

こういうことを言うと、その道のファンの方達はキツイ、刺されかねないので、今までのは全部嘘です。ごめんなさい。刺さないで、殺さないでください。

ロックばっか聴いてる時代おくれの俺からすれば音楽ってBGMでもないし、ファッションでもなくて、初期衝動を表現したり、性のいかがわしさを表現したり、虚構を貫くことで現実に達しようとすることだったり、迷いや挫折をストレートに表出させようとすることだから、音はでかけりゃなんでもいい。

日本の女性シンガーとかによく使われる「等身大」って言う言葉が嫌いで、これはベースメントタイムズ石左さんの記事で見たんだけど、

なんかファンモンとか西野カナとかによく謳われる「等身大」って言葉があるけど、ああいう綺麗に化粧して着飾った等身大のマネキンみたいな歌じゃなくて、本当に、伸び切らなかった身長とか上手くいかなかった髪型とか子供の時に怪我した傷跡とか、そういう生身の人間のような、本当の等身大の歌だ。

https://basement-times.com/cryamy/

なるほど。そりゃそうだ。

あいつらの歌詞って常に恋や愛だのが美化されてるし、俺みたいな人間にはどうも取り繕われた詐欺みたいにしか聴こえない。黙れ、俺は会いたくて震えないし、思い出は時間を止めない。潰れてゲロ吐いて先輩のズボン破って生きてきた。

俺が聴きたい音楽ってそういうんじゃなくて、もっと生々しい音楽。

ギターがうるさけりゃいいし、リズム隊もボロボロでいい、でもなんか音楽やってる俺らは無敵。そういうことが感じられるクリエイターっていて、そんな音楽聴いてたら、聴いてる俺も超無敵って感じられる。

じゃあ、そんな音楽を耳に優しい音量で聴いてる場合ですか。子守唄は卒業しろ。

耳壊れるくらいの爆音で聴け。自分の好きなものに対して遠慮しないでほしい。

俺はこれで聴力が半分になった。上司が何言ってるかわからないし、自分に都合の悪いことは完全に聞こえない体になったので便利です。オススメ。ぜひ。

聴くべき音楽を探せ

真面目なこと言うと、ロックってかっこいいもんなんですよ。元は労働者階級の若者が支配者階級に対しての対抗文化としてだったり、公民権運動なんかが始まりとされてて、ボブディランが「風を吹かれて」を発表したあと、ロックン・ロールはロックに変容していった。それで、ミュージシャンはこぞって下層、辺境、黒人、不良側に魅力があるのだと強調していった。俺らの味方だった。それが今やアイドル化してたり、取り繕ったもんばかりだけど、本当にかっこいいロックってまだまだあります。

それを聴いていたいし、発見したい。

俺は自分の好きなものを他人に共有して、響いてくれたらそれはそれで嬉しいし、なんか違うなってなったらしょうがないなって思う。

これはただの自己満足でしかないけど、自分の好きなものを共有したいっていう気持ちは誰しもが持ってると思う。これって絶対的な好意であって、勧めてきた人って本当にいいと思ってるから勧めてきてるわけだから一回試してみてほしい。

聴くべき音楽はどこにでもあります。探せ。ライブハウスに行け。

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