BASEMENT-TIMES SHOWCASE
16日今日は朝から忙しい。17時までのランチタイムバイトを終えて、バイト先の人とよく分からないパスタを食べ、もうだいぶ眠い。大阪行きのバスは24:10、それまで家に帰って、ある程度の荷物を用意して寝る。寝すぎたのか、起きたら22:40。急いで家を出て新宿に向かう。新宿は苦手だ。明るいし、人が多い。夜の24時も近いのにすごい人だ。慣れない街を歩いてようやく、バス乗り場へ。乗り物酔いが不安で、ポカリを買って乗車。思ったより席が狭くて、隣の人と距離が近い。高校の合宿に行くバスを思い出した。あん時は、友達が隣だったけど、当然知らない人が隣で、緊張した。何故か幽遊白書が読みたくなり、Kindleで読みながらバスが出発し、何度か仮眠しながらも、安心して眠ることは出来なかった。
予定よりも少し早く、梅田に到着したバスは、乗客をおろして、すぐに出発した。初めてきた街に高揚したが、それを抑えて、とりあえずクワトロに向かう。おれは方向音痴だから1回行かないと迷うと思った。実際Googleに頼っても、一回目は全然たどり着けなかった。それはそうと、梅田のコンビニにはトイレがない。全然ない。トイレがあるのは牛丼屋かカフェくらいなもんで他には風俗店しかない。どうしてもトイレがしたくなったので、仕方なく朝ごはんを、牛丼屋で食べる。おれは弱い。さて14:00まで時間を潰そうにも、わざわざ別の街に行くのもな、と思って梅田に繰り出す。駅のコインロッカーに大きい荷物を入れたいのに使い方がわからずに戸惑ってたら、管理人みたいなおじさんが優しく教えてくれた。ありがとう。そのあと30分くらい散歩しても、面白みがない。なんか立川と新宿混ざったみたいな所だった。建物がデカい。一服する回数が増え、自分に嫌悪感が募る。足が重い俺が、奇跡的に1人で知らない街にいるのに、やってることは、いつも同じでそんな自分が嫌になった。
なんかやったことないことしよう面白いことしようと思って、以前から全く興味の無かった風俗店に入る。待合室に通され、明らかに50代で無職のようなおっさんが1人待っていた。不覚にも、ソレっぽいなと思った。大人のお店だ。知らん女が2人出てきて、服を脱がされる。緊張して、「緊張してます」って言った。ハコヘルって言うらしい。地元の友達に聞いた。まず高いし。俺は恥ずかしいのが嫌いだから、気分が悪くなった。でもここの女の子はそれが仕事なのかと思って、考えれば考えるほど、辛くなった。「おっさんばっかでしょ」って聞いてしまった。失言だった。終始緊張して、何も男を出せずに終わったおれは店を出て、また自己嫌悪の嵐に襲われる。大体、大阪に来てまで何してんだおれ。風俗店にお金落としただけだ。吉祥寺でもできる。よく分からなくなったおれは、なんとか大阪らしいことをしようと思って、たこ焼きとビールを買った。大阪に来て初めて、自分が誇らしくなった。買ったたこ焼きをすぐに地面に落としぐちゃぐちゃになったけど、関係なかった。うまかった。ひさびさにご飯を食べた気がした。ビールも美味い。
13:30くらいになり、そろそろ向かうかとクワトロに行く。え10階なのかよ。高いな、面倒だ。と思いつつクワトロに入ると、安心した。好きなバンドばかりで、別に東京のライブハウスと変わらないし。そんなに何度もライブに行く人間ではないが、やっぱりライブが好きだから、出来るだけ行きたいと思う。とりあえず買おうと思ってたHue'sのライブCD買って一服。多分熱くなると思って、半袖になった。会場入口にタイムテーブルが出てて、これは楽しいと思った。
14:00になってもまだそんなに人は集まっていない様子でO.AでGLASGOWが始める。何度かライブ見てるが、ほんとに良い。時間少なかったのもったいない。結構いつも喋ってる印象だったのにほぼ喋らず、曲やってた。僕はforestが好きです。GLASGOW終わってから急激に眠気が来て最悪だと思った。バスで寝てなかったからだな〜と思いつつ、Hue's。
Hue'sめちゃめちゃ好きなんだけど、突然の眠気に対抗出来ずにいた。でも、1曲目Youth、完全に眠気が吹っ飛んだ。かっけえ。あれは。あとで見たけど、Twitterでなんか女がHue'sやばすぎ!って言ってたから間違いない。あれはやばい。Hue'sてライブ来る度に、毎回かっこいいんだよな。なんか1番耳にあってる気がする。なんも違和感なくすっと聴ける。龍さんの声が好きだ。そんでswan。かっこよすぎる。ライブCDが楽しみだ。終わると、もういよいよ眠気が限界になってタイムテーブル見ると、次がsup、そうだった。このライブ全く休めるところがない。ずっと見たいバンドが続くし、長いし。ていうかクワトロデカいし。
でもsupは見なくちゃいけないから、またフロアに降りる。supはHue'sとは逆に聴き始めて、徐々に耳が慣れて好きなったバンド。多分それまで聴いてこなかったようなお音楽だけど、異様にハマる。supのEP買ってあんまり聴いてなかったのに初めてライブ行ってcancerがめちゃめちゃ良くて(多分その時は音源になってなかった)、EP聴いても、やっぱり好きだなって思った。それからは ほぼsupばっか聴いてた。新しいものに触れてそれが好きなものだった感覚てゾワゾワして嬉しさと後悔が同時にやってくる。最後にやったHEAVENって曲は何度かライブで聴いてるけど、毎回泣きそうになる。supてみんなが手挙げてもみくちゃになるような感じのライブではないけど、会場の雰囲気を変えるすげえバンドだと思います。新曲早く音源化お願いします。すぐに買うので。
ここまでの3組ですでに元は取れたのでは?と思いつつ、とりあえず、モンスターを吸引して缶ビールも一緒に飲んだ。周りを見ると客層は6:4で女の子が多いかなという印象で、3人くらいでずっと自撮りする女、おそらくTwitterで知り合った即席カップル、男子高校生3人組というような顔ぶれ。仲良くなれそうなのは、一人で来てる汗臭そうなおっさん達。おれは1人で休憩していた。喫煙所に入ると、関係者というかバンドマンの友達?がめちゃめちゃいる。あとライブハウスに行くとよく見るのが、関係者では無さそうなのにめちゃめちゃ顔広い女である。それはもう色んなやつに声をかけられている。大体後ろの方で見ている。俺もときどき真似して腕組んで後ろの方で見ているけど、誰も声はかけてこない。ジュラシックボーイズはすいません、訳分からん疲労感と眠気で断念しました。忘年会行くんで、そこで見ます。
時速36kmはいつも聴こえないんだけどなんか熱い事ずっと叫んでいる。だからおれも叫んでいる。大学の先輩(関わりは一切無い)なんだけど、学祭でもかっこよかった。死にそうなくらい必死。また動物的な暮らし聴けてよかった。ベースがかっけえんだあれ、リークも聴きたかった。スーパーソニックみたいな曲がほんとに好きであれおれの曲じゃねえの、マジで。時速ってくだらない日々が続くことへの反抗というか、やるせなさみたいなことを歌ってて、最近のバンドだとそういうのいないなって思う。ラブソング至上主義の中で生活について歌えるバンドめちゃめちゃかっこいいし、好きだ。「15才と文句」買いました。「最低のずっと手前の方で」も気になります。あと卒業の仕方教えてください。楽な単位も教えてください。いやもう充分なんだよ。ここまでで、梅田クワトロ!ここからオレスパクリーミーPKサスフォーは長いよ!クワトロ広いし。とか思うこともあったが、ここからこの4バンドが見れると思って、非常にワクワクした。
オレスパはなぁ好きだな。特にライブが。初めてライブ見た時、音源とかMVとの雰囲気が違いすぎて面白かった。いや断然ライブが好きだ。そりゃモザイクとかめちゃめちゃ聴いてるけど!あんな女子ウケしそうなMVと見た目しといて、ライブ自体は凶悪。gtナオトイケメンなのにおふざけキャラすぎる。ドーテーズ時代の音源がなんとかして欲しいが、手に入らない。どっかで買えないかなとずっと探してる。持ってるよっていう方いたらtwitterのDMまでどうぞ。オレスパのファンなのかめちゃめちゃに暴れ散らかしてるおっさんを発見し、それを見た女子3人が引いているのを見て、平和だと感じました。うんこの話はどうでもいいから曲をやれ、曲を。いや面白かったです。
CRYAMY聴くのに上か下で迷ったけど、たまには下に行くかと思い、下に降りて前列の方に出るとすでに汗臭いし、なんというか、危ないとこに来たなと。おれここまで書いときながら、あれなんだけど、ライブ行くと毎回そんなに内容覚えてなくて、あーあのバンド良かったなとか、すげえなとか、微妙だなとか曖昧な感想しか覚えてなくて、最近気づいたんだけどそれって、心ここに在らず状態で聴いてるからなんだなと。自分でもよく分かんないけど、なんかどっか飛んじゃってる感じ。特に好きなバンドの時はそうなる。CRYAMYとPKのライブ行くとほぼなんも覚えてない。CRYAMYのあとのPKってもうお決まりというか、まああんまお決まってほしくないんだけども、良くも悪くも安定なんだ。逆でもそうなんだけど。間違いなくいいライブになるし、(本人たちがどうかは知らんが、客にとってはそう)絶対盛り上がる。それだけの力がある。pkとCRYAMYのライブレポ書いてるブログとかちょっと見ると、やっぱ皆一曲目から泣いてるみたいなことが書かれてる。ほんとかどうか知らんが、それだけ人を虜にしてる2バンドだ。そのバンドが続いたらもちろん良いんだ。
さてCRYAMYは新曲やってたなぁ。彼らのライブ行くと苦しくなるんだけど、それだけじゃなくて、救われた気持ちになるのは、俺だけじゃないはず。tenみたいな曲をやってくれて、間違いなく救われる人間がいて、それができるバンドってマジでいない。すげえバンドなんだって。普段強がってたり、いきがってる人もどっかでは弱いところがあって、でもそれを隠して生きてるんだろうけど、CRYAMYは「俺らだってこんなんだから。」って見せてくれる。別に寄り添うとかそういうんじゃなくて。そんで俺なんかは普段が自分のこと大好きな人間だから、自分の弱さ見せれる人間にすごく嫉妬する。かっけえな、俺だせえなって。CRYAMY聴き続ける理由は、そんな憧れがあるからです。
Pkshampooてなんなん?なんであんな風貌でめちゃめちゃいい音楽が出来んだ。voヤマトパンクスのことをTwitterやらなんやらで、ご存知の方はわかると思いますが、イカれている。それはもうめちゃくちゃである。興味のある方はぜひtwitterへ。それでも、彼は語彙が多く、頭がいいらしい。でもなんでその感じでめちゃめちゃセンチメンタルなメロディーとあの歌詞が書ける?今回のライブ、すでに自分の出演前から大分お酒が入っていたらしく(いつもそうだが)酔っ払っている。しかし、ライブは圧巻。いつも通り初代ポケモンのオープニングがseで流れる。おれはあのse大好きです。緑でゼニガメでした。最初なにやってたかな、あんま覚えてないな、夜間通用口か。めちゃくちゃだったな客もぐちゃぐちゃ。それがなんであんな熱くなれるのか教えてくれ。ヤマト。若い時にパンクスじゃない奴は馬鹿だ。もうそっから覚えてないんだけど、神崎川やるときに「川の曲です。」って言ってたのは覚えてる。神崎川いい曲だよなぁ。去年の冬ずっと聞いてたわ、なんかPKの曲って頭から離れないんだよな、あのオドループみたいなことではなく。カナブーンではなく。「君の秘密になりたい」のmv(前身のバンド、トラッシュノイズ時代)を見ればどーゆーバンドかわかるんでぜひ。とにかく、PKもめちゃくちゃよかった。それだけ。それで、PK終わってぐしゃぐしゃにされた俺は上まで逃げてきて座り込んだ。もう無理だ。帰ろう。サスフォー見たいのに、自分が嫌になった。馬鹿なんだ。
いやでも、いいイベントだった。長いけど。
梅田クワトロ広いです。
夜行バスがすごい苦手なことが分かったし、大阪来たことなかったから、無理やり来てよかった。